リスクリターンとは?
- 2018/11/27
- 23:25

本日の記事はリスクリターンについて。
リスクリターンとは?
いくらの損失に対していくらの利益が見込めるかです。
例えば、私がサイコロの丁半勝負をあなたに持ち掛けたとします。
この勝負にあなたは挑みますか?

たぶん、ここであなたは次の質問をすると思います。
掛け金はいくら?
勝ったらいくらもらえるの?
負けたらいくら払わないといけないの?
それで納得のいく内容であれば挑戦するでしょう。
しかし、ここで私が以下の答えを返したらどうでしょうか?
掛け金は千円です。
勝ったらいくらかはもらえますが、明確な金額は提示できません。
負けた場合も同じく、明確な金額は提示できませんが支払って頂きます。
やりますか?
やりませんか?
多くの方は、そんな勝負は挑戦しませんね。
ですが、トレードになると多くの方は果敢に挑戦するのです。
例えば以下のルールでトレードしてみましょう。

ボリンジャーバンドミドルが下向き
ミドルバンドに戻り、タッチ後にローソク足が陰線になったらエントリー
利確
-3σタッチ
決済、利確
ミドルバンドより上でローソク足が確定
さて、ここで質問があります。
利確は-3σタッチ、決済はミドルバンドより上でローソク足が確定とありますが
利確で何pipsもらますか?
決済した場合、何pipsの損失or利益があるのでしょうか?
分かりませんね。
これは上述した

>勝ったらいくらかはもらえますが、明確な金額は提示できません。
>負けた場合も同じく、明確な金額は提示できませんが支払って頂きます
と同じです。
この様に先にリスクリターンが不明なトレードを行い
結果を見てプロフィットファクターやR倍数がいくらでしたというのは非常に危険なのです。
※プロフィットファクター(PF)とは
プロフィットファクター = 利益÷損失
1万円の利益 ÷ 損失5千円 = 2
R倍数も計算式は同じです。
1以下であると、トレードを続ければ資金は目減りしていくだけです。
逆に1以上であれば、トレード数の増加に伴い資金は増加していきます。
よくあるのが、過去検証だとPFは1.3くらいあったのにリアルで運用すると1以下になってしまったというものです。
投機、投資というのは先にリスクリターンが分かった上でやるのが基本です。
水平線を使ったトレードは先にリスクリターンが分かっていますので、リスクの低いトレードが可能となります。
本年度のFXスクールの募集は終了しております。
来年2019年度の募集は1月中旬ごろを予定しております。
詳細は近々発表致しますのでお待ちください。
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